自覚

御膳

食事療法が面倒なこと以外にも、高血圧が悪化しやすいのには理由があります。
まず、高血圧は非常に自覚症状が出辛い為に、いまいち危機感を持たないことが原因です。
目に見えた症状が無くても生命の危機はすぐ傍まで来ています。

脳の病気

小皿

高血圧はたっ10mmHg上がるだけで脳梗塞や脳卒中等にかかるリスクが15%も高くなってしまいます。
中でも、脳卒中は死亡する確立よりも障害が残ってしまう確立が非常に高い為に、これからの生活が大変になってしまいます。
脳卒中とは、脳の血管が切れる、もしくは詰まるというような状態になった場合に発生する病気で、血液が流れなくなった部分の脳細胞が壊死してしまいます。
脳が死ぬ事によって、死んだ場所が司っていた機能が使えなくなって障害になります。
中には植物状態になる人もいれば、左右どちらかがまったく動かなくなる人もおります。
上半身か下半身が機能しなくなったり、失語状態になったりする事もあります。
このような重い病気になる前にしっかりと食事療法等で対処する必要があります。

慢性

箸

高血圧が続くと、腎臓に負担がかかります。
腎臓がダメになると慢性腎臓病となって一生回復する事はありません。
こうなれば自分自身で血液を濾過する事が出来なくなりますから、人工透析が必要となってしまいます。
腎臓病になると血管の老化も早くなりますし、人工透析が必要になる為に自分自身の自由に利用出来る時間も一気に減少する事になってしまいます。

基本的に人工透析を成人が受けるとなると、それにかかる時間は5時間程度となっています。
仕事を続ける事も中々難しくなりますから、高血圧になった場合は早急に食事療法等によって治療する必要があります。
食事療法というと辛いイメージがありますが、そうでもありません。
主食となる部分を控えてヘルシーなおかずを食べれば良いだけの話です。
しかし、もし慢性腎臓病になると本当に病人食のような物しか食べる事が出来なくなりますから、少しでも長く楽しい食事を普通に楽しみたいのであれば、早急に高血圧に関しての対処をして下さい。

腎臓

刺し身

高血圧も高血糖も食事療法等をせずに進めばその先に待っているのは糖尿病や腎臓病です。
まず間違いなく糖尿病になりますし、そうなれば時間の問題で腎臓にもダメージが行くようになります。
糖尿病の患者さんも近年ではかなり増えてきています。
生まれつき、遺伝的な要素の場合以外では年配者がかかる病気、つまりは体が衰える事で無理な食生活がたたってくる病気でした。
しかし、最近では20代や30代でも糖尿病や高血圧になる人が増えています。
時間が無かったり、食事にお金をかけられない生活が続けば、自然と炭水化物の多い食事になってしまいます。
更に、仕事のし過ぎで息抜きも出来ないストレスによって体の動きが鈍り、更に遊びに行かない事で運動をしない為に更に摂取した糖を発散する場所が無くなります。
そうすると、若い人でも高血糖状態からの糖尿病にかかりやすくなるのです。

糖尿病は様々な病気を呼んでしまう恐ろしい症状ですし、実際に高血圧になる患者さんも多数おります。
どちらの病気も食事療法によって継続的な治療が必要です。
風邪のように体調が戻れば管理はいらない、そんな簡単な物ではありません。
これらの病気にかかれば、死ぬまで自分の体調管理や食事療法を行う必要があります。
病状が悪化すればする程に自由な食事は出来なくなりますから、早急に対処して今以上に病状を悪化させないようにして下さい。

煮物

高血圧を改善する為の食事療法に必要なのは糖を控える事です。
糖というと甘いものを想像してしまいますが、ここでいう糖とは炭水化物のことです。
勿論砂糖や生クリーム等も対象となりますが、日本人にとって一番身近で怖い物はご飯です。
ご飯、パン、パスタ、うどん、クッキー、ケーキのスポンジ等は全て炭水化物となっています。
これらは糖が多く含まれている為に、体に吸収されれば血糖値が上がります。
上がっても自然とエネルギーとして消費され、数値は元通りになりますが、常に糖を取っていればだんだんと高血糖状態が続くようになります。
高血糖は血液をドロドロにしてしまう事へ繋がりますから、結果的に高血圧になる原因へと進化してしまいます。

肉を食べない、ケーキを控えるというよりは、メインとなるご飯等を少々控える事が食事療法には重要です。
当然、お腹が空けばストレスになりますから、ご飯の代わりに野菜やきのこ、海藻のおかずを食べるようにして食生活を改善して下さい。
意識改革によって糖のとり過ぎはストレス無く改める事が出来ます。

冷奴

血圧が高いという事は、心臓にも血管の壁にも負担をかけている事になります。
血圧が高くなるのはだいたい血液がサラサラと綺麗に流れない事が原因です。
血液がドロドロしていると、心臓がいつもの力加減では血液を円滑に体内へ流す事が出来なくなります。
しかし、血液を流さなければ人間は死んでしまいますから、どうにかして血液をいつも通りに流そうとした結果、普段よりも強い力で血液を送り出す事になるのです。
そうすると、当然心臓には余計な力がかかっていますし、血液が勢い良く流れる事で血管の壁にも余計な力がかかります。
それを長年繰り返していると、血管の壁は硬く変化してしまいます。これが動脈硬化症となるのです。

高血圧を放置していると脳卒中や腎臓病に繋がる事があります。脳卒中は高血圧によって引き起こされると断言しても良い程に患者数が増加してきています。
これは若ければ若い程に簡単に治療出来る病気ですから、早急に食事療法を行ったり、運動をしたりして自分の体や血液を健康な状態に戻して下さい。

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